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3D鑑賞方法 (2012年1月20日一部更新)
2010年はまさに新時代の3D普及元年となりました。しかし、「価格が高い」「メガネがウザイ」3Dテレビも、画面が小さく奥行き感重視のニンテンドー3DSも、中途半端というかペーパードールのようなペラペラで カキワリのような人体にしか撮れない狭いステレオベースの3Dカメラとか、それすらまともに編集できるソフトも無いとか、 本来の3Dの楽しさや可能性に水を差すようなものばかりで、その結果、消費者が出した回答は『3Dは終わった』でした。 でも本当は、3Dメガネに代表される20世紀の古い技術の呪縛や、マニア向けのニッチなものから一気に一般家電になろうとした焦りからの行き過ぎた「安全策」という プレッシャーから開放されることで、3Dにはようやく21世紀らしい新たな始まりが見えてきたと思います。 そのキーワードは『裸眼3D』です。 日本における3Dの研究・開発・啓蒙・普及のために2003年に組織された「3Dコンソーシアム」に賛同して参加した多くの日本のメーカーや学界が描いていたのは 最初から「裸眼3D」だったわけで、逆にその高い理想が、本来ならば段階を追いつつコンテンツと連動して市販を重ねながら3Dの普及を進めていくべきスキームを 遅らせてきたとも言えると思います。 そこにパナソニックが「プラズマ方式の生き残りをかけた大人の事情」から、本来なら高画質テレビの1つのオプション機能とすべきだった20世紀のフレームシーケンシャル +液晶シャッターメガネ方式をあたかもメイン機能として一気に製品化を進め、対抗上世界のライバルメーカーが競って液晶テレビでも同じ方式の 3Dテレビを製品化したのが2009年から2年間の潮流でしたが、目新しい技術ではないこの方式でのメーカー間の競争原理は「価格の暴落」しか生まず、 一般消費者には1980年代の3Dテレビと同様にネガティブ・イメージだけが残ってしまった2年間だったと思います。 また、3Dエロスが指摘してきたフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式が抱える最大の欠点と言える「左右時間軸のズレ」、それは3Dにおいて致命的な 欠点でもあるのですが、論理的なことは判らずとも感覚的にそれに気付き始めている一般の人々が「違和感」を感じていることも事実だと思います。 では、今後1〜2年の間に続々製品化される「裸眼3Dテレビ」や「裸眼3Dモニター」は真に21世紀の3Dと言えるべき画質なのかと言うと、 当面は高い価格の割には画質は現在の液晶シャッターメガネ方式や円偏光メガネ方式よりも劣ると思います。 しかし、高性能なマニュアル・トランスミッションの自動車よりも動力性能が低くても運転しやすく疲れが少ないオートマチック車が普及したように、 スペック上の画質重視よりも、楽に見られる3Dが普及していくのは必然だと思いますし、今ではオートマチック車がマニュアル車よりも運動性能が高性能になったように、 『裸眼3D』は液体レンチキュラーレンズ等の新技術と映像パネルの4K2K超高画質化や超高速な顔認識ソフト等の周辺技術の進化も促し、 今後数年で現在のフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の画質を総合的に超えると思います。 もちろんそれまでの間は、映画館と同じプロジェクター方式を含め、高画質・大迫力を求める人は液晶シャッターもしくは円偏光方式の3Dメガネによる方式を好みに応じて 選択すれば良いと思います。 2011年9月現在、一般消費者が突きつけた「回答」に対し、既に大手量販店からはフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビのメガネスタンドを セットしたデモ機の撤収が始まっています。各メーカーはこの一般消費者からの「回答」を真摯に受け止めて、各社の特色を活かした21世紀らしい3Dテレビの製品化に向けて 頑張って欲しいものです。昔のVHS対ベータ戦争と違い、コンテンツのフォーマットは既に決まっているというか、最も低コストかつ自然な3Dを実現させるのは過去100年も 今後50年も2視点ステレオ方式(それをベースにデプスマップを生成して画面サイズに最適化するなどの派生はあるとして)なのですから、再生方法(ハード)は各社が自由に 様々な方式を開発して技術を高めていくべきだと思います。 さて、現時点では、100人中100人がすぐに3Dで見たいと考えているわけでもなく、まずはどんなものかと、できるだけお金を掛けずに試してみたいと考えている人も 多いため、コストが安い順に、従来の鑑賞方法を含めて説明していきます。 (2011年9月10日更新)
さて、ウィンドウズのエクスプローラーやメディア・プレーヤーでも、一部のOSとメディアプレーヤーのバージョンを除いて、 サイド・バイ・サイドの3D映像を開いて見ることはできますが、単にファイルを開くだけなので、 「見たい部分をもっと大きくして立体視したい」とか、「眼が疲れたからフツーの2Dで見たい」とか、あるいは以下で説明する「誰でも綺麗に立体に見える専用機器」を 使って見る場合には使えません。 そこで、日本で開発されて世界中の立体マニアに愛用されている3D観賞用のフリーソフト「ステレオスライドショー」 が非常に便利ですのでダウンロードしてお使いいただくことを強くお薦めいたします。 このプレーヤーソフトは、現在使われている多くの3D鑑賞方法や3Dモニター、3Dメガネ、HMDなどのほとんどに対応しており、静止画も動画も、 同一フォルダーの中のものであれば連続して再生することができますし、16:9や4:3や横アングルや縦アングル混在でも、 オリジナルのタテヨコ比に応じて狂いなく自動でモニターにフィットさせて再生できる非常に優れた3Dプレーヤーソフトです(他のソフトではそれが出来ないことが多い)。 さらに、有料の市販ソフトよりも先にフジフィルムやニンテンドー3DSが採用している3D静止画フォーマットの「MPO」や、フジフィルム REAL 3D W3 独自の3Dムービーフォーマットの 「3D-AVI」に対応しており、撮ったその場で再生可能です。 実際に使ってみると他の3Dプレーヤーソフトと比べて格段に使いやすく、画質も良いので、このプレーヤーソフトが公開されてからは、私はこれしか使っていないと言ってもよいくらいです。 ただしあくまでもサイド・バイ・サイドの3D静止画と3D動画の再生しか行えません。 また、下で説明するStereoscopic Playerに比べてコマ落ちなく動画を再生するためには高性能なCPUパワーを必要としますが、 3Dエロスを見るには最高の3Dプレーヤーの一つであると断言できます(フリーソフトということも大きなポイント)。 ![]() ![]()
サイド・バイ・サイドな静止画も動画もこれ1つで再生可能
"ステレオスライドショー(略称はSSS)" ダウンロード先: >>>>>> "むっちゃんのステレオワールド" (日本語版) また、これからご自分でも3Dコンテンツを作ってみたいとお考えの人には、同じくむっちゃんさん制作の以下のフリーソフトが世界中で定番となっています。 ![]() ![]()
静止画の編集には
ダウンロード先: >>>>>> "むっちゃんのステレオワールド" (日本語版) さらに、パソコンでの鑑賞で現在最高画質な「3Dデュアル・ストリーミングWMV」形式の3Dムービーを観るためのプレーヤーソフトとして有名な "ステレオスコピック・プレーヤー(StereoscopicPlayer)"のフリー版が、3Dエロスのハイビジョン版を観るには必要ですし、多くのステレオ形式に 対応しており、また、非常に軽く動作し、パソコンの性能によっては上掲のSSSなどではコマ落ちしてしまうハイビジョン3Dムービーもコマ落ち無く (少なく)再生できる優れもので、もちろん3D版DVDの再生もできます。 なお、ステレオスコピック・プレーヤーは、ZALMANモニターとNDIVIA 3D VISIONには標準で同梱されています(NDIVIA 3D VISIONの場合は「NDIVIA 3D VISION VIDEO PLAYER」の名称ですが全く同じものです)。 フリー版には5分間の再生時間制限がありますが、途中からの再生も可能なので、長時間のものも5分間ずつ分割再生すれば全部を再生することができます。 有料の正規版には3Dブルーレイや3Dビデオカメラの「MVC」フォーマットにも対応しています。日本語対応です。 ![]() ![]()
ダウンロード先: >>>>>> "ドイツの「3DTV.at」" (サイトは英語ですがプレーヤーは日本語版に言語を選択できます)
何も器具を使わずに、左右の眼用に作成され横並びに配置された(これをサイド・バイ・サイド配置と言います)2枚の映像をそのまま立体視する方法には、 「裸眼交差法」と「裸眼並行法」の2つがあります。 「裸眼交差法」は寄り眼にして左右を逆にして見る方法、「裸眼平行法」は視点をモニター画面よりも遠くに置く感じで見る方法ですが、「裸眼並行法」は人間の左右の眼の間隔 (平均で65mmと言われている)よりも2枚の映像のズレ幅が大きなものは基本的に立体視できないという致命的な欠点があります。 もちろん、昔の「縦アングル」が主流だった立体写真を見たり、中には意識的に左右の眼を「かなりのロンパリ」にできる人も居て、 いまだに「裸眼並行法」を唱える人も居ますが、16:9の横長でハイビジョン画質の3Dコンテンツが主流となり、 かつモニターのサイズが20インチ以上が平均となった現在、そのモニター横幅一杯のサイド・バイ・サイド映像を裸眼並行法で立体視できるという人は明らかに異常です。 そのため、3D-EROS が配信する立体写真・立体ムービーと600枚以上の高画質サンプル写真と延べ数時間に及ぶ高画質なサンプルムービーは全て 「裸眼交差法」で立体鑑賞が可能な配置(右目用が左側に、左目用が右側に)にしています。 裸眼交差法(軽い寄り目で自分の鼻先をボンヤリ見れる人なら必ずできるようになる立体視方法です)ができる方なら特別な器材や費用を必要とせずに 3D-EROSの全てのコンテンツを、ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも、大きなサイズの立体写真や立体ムービーをそのままフルカラーで 立体で見ることができますし、プリントされた立体写真も見ることができます。 裸眼交差法の練習方法は多くの3D関連サイトにも掲載されていますが、当サイトでも以下のページで説明していますのでチャレンジしてみてください。 ![]() ![]() 「裸眼交差法」の練習ページはコチラ
また、裸眼交差法は、いちいち3Dメガネを掛けながら編集したり映像のチェックを行うのが面倒で非効率的だと考える3Dコンテンツ制作者には必須のテクニックだとも言えます。 実際に私が知る3Dコンテンツ制作者の多くは、2Dモニター上で交差法サイド・バイ・サイド配置の3D映像で画質やシンクロのチェックを行っています。 ただし、ハイビジョンサイズの横長なサイド・バイ・サイド映像を見続けることは、プロにとっても非常に眼と脳に負担を強いますので、まして一般の人が長時間、裸眼交差法で 見続けることはお勧めできません。
雑誌のオマケなどの赤青メガネで立体視する方法 *ただしフルカラーではありません! 大人の雑誌では「飛び出す立体ヌード」といったグラビアのオマケに必ず付いてくる赤青メガネ(実際には「赤」と「シアン」)でも3Dエロスのコンテンツを フルサイズで立体視することはできます。 ただし、この100年以上昔からある赤青メガネによる方式(アナグリフ方式と言います)では、フルカラーのような自然な色を再現することができないため、3Dエロスでは お薦めしません(仮にアナグリフ法で見る場合はカラーアナグリフではなくグレー表示を推奨しています)。 また、左右の眼に全く異なった色のフィルターを通した光を長時間見続けることは、21世紀の進化した立体鑑賞方法に比べてはるかに眼に悪いと私は思います。 事実、赤青メガネではチカチカ感が眼と脳に負担を強いますし、数十分間見た後はメガネを外した状態でもしばらくの間は色識異常な状態が続きますので、 あくまでも「お試し」で見る程度の方法とお考えください。 赤青メガネで見る具体的な方法
動画再生のコントロールはマウスの「左ボタン」でポーズ、再度「左ボタン」で再生再開。「右ボタンでそのファイルの頭に戻って再生再開」、 「A」キーで静止画同様に動画も順に連続再生していきます。 再生中に「C」キーを押すとタイムバーが表示され、早送りしながら任意の位置に飛ばして再生することが出来ますし、「コピー」ボタンを押すと静止画としてメモリーにコピーし、 画像編集ソフトやSPMにペーストして編集・保存することもできます。 アナグリフ用赤青メガネは3D専門ショップ等で80円から購入できます(送料別) STEREOeYe
以下の安価なビューアーでパソコン画面上でフルカラーでの立体視が可能となります。 従来のスライドフィルムやハガキサイズのプリント観賞用のレンズ式ビューアーはパソコンには不向き(ドットが拡大しモアレも生じる)でお勧めいたしません。 * 『ソニー製 ステレオミラービューワ』(詳細説明はコチラ:日本語) 税込み3,465円 / 販売元・古今書院
老舗の地理学・地図専門出版社の東京・御茶ノ水『古今書院』が面白い3Dビューアーを販売しているのを見つけました。 古今書院では立体航空写真や立体等高線地図を誰でも立体視できる携帯ビューアーとして販売しているのですが、通常の平行法用ステレオ・ペア写真やパソコン画面上の平行法用ステレオ・ペア画像の立体視ビューアーとして十分すぎるほど使えて、軽量でデザインもスマート、お値段も3,465円とリーズナブルです。 特筆すべきは、地理学分野や立体地図の作成では横幅が1mぐらいの大きなものも使うため、簡単にミラーの角度を調整してステレオ・ペア画像の大きさに合わせられるような調整ダイヤルが付いており(双眼鏡のピント調整ダイヤルのような形)、この機能によってディスプレイの大きさを問わず立体視ができます。 面白いことに、取扱説明書によると製造元はSony Music Communications Inc./Licensed by Sony Corporation、つまり立派なソニー製品です。 【ただし】 ミラー式ビューワーはお手軽に誰でもフルカラーで立体視できる点では優れており、覗きカラクリや万華鏡のような楽しみはあるのですが、 結局流行らなかった理由は「閉塞感」と「ビューワーの箱の中だけのチープな立体感」であることだと思います。 21世紀の3D鑑賞方法とも言うべき120Hz駆動の液晶シャッターメガネや円偏光メガネで見ると確実にモニター面からグワーンと数十センチも飛び出して見えるのと比べると 立体感が非常に弱く感じられますので、あくまでも「フツーの2Dモニター上で何とかして楽にフルカラーの立体映像を観たい」場合の限定的な方法だと思います。 実用サイズの裸眼3Dサブモニターで
パソコンに繋がらない裸眼3DディスプレイはフジフィルムのReal 3D V1に代表される製品が従来からありましたが、価格が高かったことに加えて、パソコンに繋がらないことからほとんど特定カメラ専用のビューワーという性格のものでした。
そのため3Dマニアからは「パソコンに繋がって様々なフォーマットの3Dコンテンツをそのまま見られる汎用型の裸眼3Dサブモニターが欲しい」という強い要望がありましたが、なかなか製品化されませんでした。
満を持してようやく製品化されたものがこの世界初・USB接続裸眼3Dサブモニター「Rock Vision 3D」です。開発初期段階からプロの3D写真家や映像作家に試作機を委ねてテストを重ね、画質に対する徹底的な改良を行いながら製造コストも低減させて、 19,800円という低価格で発売に至りました。 Rock Vision 3Dの最大の特徴は、過去のフォトフレーム型3Dディスプレイと異なりパソコンに直接繋がることで、縦インターレース出力可能なソフトとコンテンツはほとんど全て立体表示可能な点です。 具体的には縦インターレースに対応しているYouTube3Dや3Dエロスのサンプルページはウェッブそのままの状態でメガネ不要で立体表示でき、付属の3D再生ソフトで 3D版DVDやサイドバイサイド・ハーフ配置の3Dコンテンツを立体再生することができます。 フリーソフトのステレオスライドショーなども使えるので、フジフィルムW3で撮影された3D静止画「MPO形式」や3D動画「3D-AVI形式」のファイルなど、 パソコンの中に保管された大量の3Dコンテンツを変換せずにそのまま連続的に裸眼でチョイ見できることは非常に便利です。 同梱のArcSoft「Total Media Theatre5 for IO-DATA」による2D⇒3D変換機能はソフトウェア変換としては平均的なレベルのもので、 3Dを知らない方が2Dの名作DVDなどを3Dで見たりするにはある程度の効果はありますが、あくまでもソフトウェア変換ですので3Dエロスはお薦めしない機能です。 実は3Dエロスは既に2010年夏ごろから試作機のテストを行い、色の再現性や明るさに対して多くの要望を出し、製品版までにそれらの改良を行ってもらっています。 その特徴として、 1.価格は15,800円(税・送料込み)と従来の同サイズの裸眼3DフォトフレームSDP818-TEXの半額以下と低価格 2.ニンテンドー3DSの約4倍の画面サイズで観やすく、現状の視差バリア式裸眼3Dモニターでは最高画質 3.3Dエロスなどのダウンロードコンテンツはもとより、YouTube3Dや3D版DVDなど、パソコンのメイン画面で表示できる3Dコンテンツをそのまま立体表示可能 4.ウィンドウズPCやノートPCのUSB端子にコード1本で接続しAC電源不要 5.付属のArcSoft「Total Media Theatre5 for IO-DATA」で市販3DDVDの再生と2D⇒3D変換が可能(ただしその場合のOSはWindows Vistaまたは7) 6.3Dサブモニターとしては単にDisplay Link社のドライバーで動いているのでWindows XPやマックOSでも動き汎用性が高い 7.フリーソフト「ステレオスライドショー」やStereoscopic Playerのフリー版などが使える 8.解像度は800x460ピクセル(3D時は400x460)でLEDバックライト採用 9.携帯時に便利な液晶カバーと本体収納式スタンドも付属 10.2D使用時の画質や明るさも問題なく、Twitterやメール専用画面表示やテレビ表示(パソコンにテレビチューナー内蔵の場合)も便利 その反面、中国製「SDP818-TEX」のような持ち運び鑑賞は出来ません。 ま、モバイルはニンテンドー3DSや3Dスマートフォンが実用的ですし、私なども実際にはかさばる7インチワイドのフォトフレームを持ち運ぶことはここ2年間で 1回も無く、多人数に見せる必要があるプレゼンテーションでは15インチの3DノートPCを使っているのが実情です。 この裸眼3Dサブモニターは、あくまでも家やオフィスで様々な形式の3Dコンテンツを簡単にメガネ不要で観られることと2万円以下の低価格を目標に、 モバイル性能は省いて開発されたそうです。 既に超大手のコンテンツ配信会社やアダルトコンテンツ制作会社などがタイアップ販売に動き出しており、さらには、裸眼3Dでのライブ・チャットや 生放送なども検討されているらしいので、汎用性を活かしたアプリケーションやコンテンツの充実により、今後楽しみが増えていくと思います。 この「Rock Vision 3D」の実力を、 長所も短所も詳細にリポートすると共に、実際に「Rock Vision 3D」で3Dエロスの超リアルな立体写真と立体ムービーを観る方法を分かりやすく説明します。 ![]() ![]() 詳細テスト報告と3Dエロスのコンテンツを「Rock Vision 3D」で見るための具体的な設定方法はコチラ <制作中>
■アンドロイド4.0で動く8インチワイドな裸眼3DパッドPC「WikiPad 3D」を使用する ......噂ではアメリカで249ドル(日本円で2万円弱)前後
2012年1月に開催された「CES 2012」で3Dエロスが注目している製品の一つがこの「WikiPad 3D」です。写真では専用着脱式ゲームパッドを装着した状態なのでゲーム機のように見えますが、それを外せばフツーのアンドロイド・パッドPCです。 発売は「2012年第1四半期(1月〜3月)予定」と告知されていますが、価格などの詳しい情報は不明です。 コンセプト開発と販売はアメリカのベンチャー企業。 ベンチャーゆえに本当に発売されるのかどうか不安が残りますが、発表されているスペックを見る限りでは、多くの3Dマニアが求めていたモバイル用途や プレゼンテーション用途に相応しい3Dプレーヤーになりそうなものです。 何と言ってもその魅力は、 1.裸眼3Dで8インチワイドというモバイル最適な大きさ 2.アンドロイド4.0で動きフツーのパッドPCとしての有用性 3.フルハイビジョン表示可能なタッチパネル・モニター 4.もちろんバッテリー駆動でモバイル可能 5.249ドルと噂される低価格さ さらに3Dビデオカメラからの映像をHDMI入力対応になれば(アダプターでも可)3Dマニアやプロ向け最強のモバイル裸眼3Dモニターになると思います。 このような安価な裸眼3Dデバイスが出来るようになった背景には、「フォトフレームの普及による7インチ〜10インチ台の液晶モニターの低価格・高画質化」と 「WiFiチップの低価格化」と「原則無料なアンドロイドOSのおかげ」だと思います。 数年前まではインターネット機能を付けるとそれだけで5万円ぐらいコストが上がってしまいましたが、ここまで低価格、かつ、フルハイビジョン表示可能 (モニター自体の解像度は1280x720pかもしれないが詳細不明)になったことは驚きです。 買い替えが難しく普及が進まない3Dテレビや、小さすぎて3Dを活かせないニンテンドー3DSの間を埋めるものとして、このようなサイズのアンドロイド端末が 3D対応となって普及し、プロ・アマを問わず多くの人々が3Dコンテンツを制作・共有していくことで「3Dが当たり前の21世紀」に進んでいくように思えますので、 期待しています。 もちろん発売されれば3Dエロスでテストして詳細な結果をここに掲載いたします。 なお、CES 2012からの情報では、裸眼3DタブレットはLGからも2012年中に発売される予定です。 ■HDMI接続・レンチキュラー方式で明るく高画質になりプロの撮影用モニターにもなる裸眼3Dフォトフレーム 「FUJIFILM FinePix REAL 3D V3」を使用する ......オープン価格は38,000円台後半(税込み)
視差バリア方式だった旧V1の後継機として、3Dカメラ「FinePix REAL 3D W3」で評判が良かった明るく高精細なレンチキュラーフルターを使ったV3が2011年秋に 発売されました。 旧V1に比べてその大きな改良点は、 1.レンチキュラー方式にしたことで非常に明るくなり演色性も高くなった 2.HDMIv1.4入力に対応し、ソニーやビクターの3Dムービーカメラに直接繋いで撮影モニター・再生モニターとして使用可能 3.エネループ電池パックで約2時間モバイル可能 反面、「画角が4:3」「バッテリー駆動はあくまでサポート外」「パソコンとのHDMI接続でのサブモニター的使用もサポート外」なことと、4万円近い実売価格が ネックとなっています。 このV3は、ニコンが先行してニコン会員限定にレンタルしているNEC製の裸眼3Dアンドロイド端末「NF-300i」からアンドロイド機能を省いたものと言って 間違いないと思います。 日本・韓国のテレビメーカー各社が参入して価格競争となってしまった3Dテレビと違い、この手の製品は競争相手が少ないことから比較的高価格でも売れるはずでしたが、 ソニーの3D対応有機ELなHMDや、パソコン用3Dモニターが実売価格で2万円台となった現在では、「8インチの裸眼3Dフォトフレーム」というコンセプトでは 割高感を強く感じてしまうことは否めませんし、上掲の「Wiki Pad 3D」や今後10インチ台のアンドロイド搭載パッドPCが裸眼3D化されて発売されれば太刀打ちできないと 思われます。 小売価格が2万円を割るような卸価格の値下げを断行するか、もしくは採算性の悪いコンシューマー向けは止めにして、ボディーを堅固にし、バッテリー駆動を標準とした 業務用2D/3D撮影モニターとして5万円台にした方がプロやハイアマチュアに売れるように思えます。 ![]() ![]()
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■各社の裸眼3Dスマートフォンを使用する ......各社共にオープン価格・契約方法によっては大幅割引あり
2010年から順次発売された各キャリアの「裸眼3Dスマートフォン」で1280x720ピクセルまでのサイドバイサイド・ハーフ(実質画質は片側640x720ピクセル)な
3Dムービーや3D静止画(MPO形式を含む)を観ることができます。現在のところはアンドロイド陣営のみ、国産ではシャープ製がドコモとソフトバンクから、海外製では台湾製のHTCがAU/KDDIから販売されています。 なお、2011年後半から日本では「3Dブームは無かったことに」といった雰囲気があるため、 シャープ機の2011年秋モデル以降は折角の1280x720のハイビジョンで裸眼で3Dを観られるにもかかわらず勿体ない事に全くその点がアピールされていません。 また、それ以前の3Dスマホに搭載されていた3Dカメラ(1280x720サイドバイサイド3D動画録画可能)も省かれてしまっており、 3Dカメラ機能も欲しい場合は旧機種またはHTC EVO 3Dを選択することになります(その方が「実質0円」やキャッシュバック等の割引があるかもしれません)。 当3Dエロス本家で2011年秋から行っているアンケートの結果、モニター解像度が横960ピクセルまでしかない旧機種でも1280x720ピクセルの3D動画再生は可能であることが 判明していますので、通信キャリアとの契約形態によってはこれらの裸眼3Dスマートフォンが最も安い3D再生デバイスかもしれません。 3Dエロスでは上記アンケートの結果を受け、2011年12月から、モバイル向けの最低画質も「1280x720サイドバイサイド・ハーフ」のスタンダードハイビジョンサイズに 解像度を高めて配信しています。(国内の3Dスマホ向けアダルトコンテンツは、2012年1月現在、320x240ピクセル程度の非常に低画質なものしか無いようです) かつて携帯電話向けアダルト配信がウェッブやDVDでの売り上げを大きく超えて普及したことからも、本来ならば裸眼3Dスマートフォン向けに低料金で アダルトコンテンツの配信を行うことによって3Dマーケットが広がると思うのですが、3Dテレビの戦略失敗の影響で、アダルト制作会社はどんどん3Dから撤退しているため、 高画質・低料金なコンテンツが増えないのが残念です。 なお、3Dムービーや3D静止画の再生方法については、各スマートフォンの取扱説明書に従ってください。 国産でiPS液晶なら「三菱」、安さなら「LG」「HP」、Stereoscopic Player付きなら「ZALMAN」 3Dエロス・イチオシ!
画面の1ラインずつ偏光特性を変えて左右の映像を分離する特殊な偏光フィルター「マイクロポール」(日本では有沢製作所の「エクスポール」の商品名が有名)を
貼った通常の2D液晶モニターを、アトラクションや多くの3D映画館で使用されているものと同じ軽くて明るい円偏光メガネで見ることで立体に見えます。この方式の3Dモニターは2007年までは19インチでも25万円ぐらいしていましたが、2008年初頭にパソコンの冷却パーツで有名な韓国のZALMAN社が22インチで10万円を切る 価格で日本でも発売を開始し、徐々に円偏光インターリーブ方式の手軽さと見易さが広まり、2011年からは三菱が高画質なフルハイビジョンiPS液晶をベースにした23インチモデルを 発売し、キャンペーンキャラクターの「ももいろクローバーZ」効果もあいまって過去には考えられなかった「3Dモニターが全モニターの中で売れ筋・注目度共にナンバー1」 (価格コム)の座を2ヶ月以上にわたって維持し、また、2万円台と安価なLG製のモデルも順調に売れていて、27インチモデルも投入されています。 さらに2012年1月にはパソコン大手の「HP」から23インチ・フルハイビジョンで円偏光メガネ2個付きで24,990円という低価格なものも発売されました。 ハッキリ言って、様々な立体視方法を20年間以上にわたって試してきたWebmasterにとっては、2008年以降、これらの円偏光インターリーブ方式の3Dモニターを個人で 気軽に使えるようになったことで初めて『映像世界がガラっと変わった。もう2Dには戻れない!』と実感させてくれた製品です。 なお、新旧他の3Dモニターシステム(NDIVIA 3D Vision や各社のフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビ)との比較においても 「比較的にクロストーク(ゴースト)が少ない、一番明るい、チラツキがゼロ、メガネが軽い、OSやグラフィックボードの制限無し、CPUやグラボへの負荷が一番小さく、セッティングも一番簡単」と ベスト・ワンであり、3Dエロスに限らず、3Dコンテンツ制作の現場で現在のところ円偏光インターリーブ方式の3Dモニターが最も多く導入されています。
ちなみに3Dテレビではフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式を進めるパナソニックも業務用3Dモニターは偏光インターリーブ方式です。2011年秋の幕張「InterBEE 2011」(放送等関係者向け展示会)ではパナソニックは最新3Dカメラ「HDC-Z10000-K」の展示と参加者が自由に触って撮影できるデモを行っていましたが、繋がっていた パナソニックのロゴが入った3Dモニターがこの業務用偏光インターリーブ3Dモニターです(右の写真参照)。 民生用3Dテレビに関しては「フルハイビジョンは液晶シャッター方式だけ」という強力なPRが3Dを詳しく知らない日本の人々に浸透して洗脳が進みましたが、 プロの3D撮影・編集の現場で液晶シャッターメガネが使われているのを私はいまだに見たことがありませんので、 ほぼ全て偏光インターリーブ式モニターだと言って良いと思います。 この偏光フィルター方式の3Dモニターのメリットは、 @常に左右の映像が同時に表示されているため液晶シャッターメガネのような「チラツキ」や「時間ズレによる違和感」が全く無い。 A液晶シャッターメガネのように閉じるわけではないので明るく、チラツキの無いことと合わせて眼の疲れが少ない。 Bグラフィックボードの制限は無く、オンボードのグラフィックチップでもOK。 Cパソコンのスペックも1920x1080pサイズのウィンドウズ・メディア・ビデオHDがコマ落ちなく再生できればOK。 Dメガネがワイヤレスなので取り扱いが面倒でなく、かつ、300円台からの汎用品や紙製のものも使えるので経済的(RealD方式の映画館と共用可能なものもある)。 Eパソコンとの接続は通常のモニターと全く変わらずコード1本でOK。 F面倒な充電や同期ユニットの設定不要。円偏光メガネを掛けるだけの超簡単3D。 G偏光インターリーブフィルター自体は無色透明なので普段は2Dモニターとして問題なく使えて経済的(ただしLG製は横縞が見えるという報告もある)。 H円偏光メガネは安価で、映画館やイベントでもらえるものが使える場合も多い。 I8千円程度の地デジ・BS・CSチューナーをHDMI接続すれば超安価な3Dテレビにもなる。
以上のメリットから、3Dエロスでは現在このモニターを使って3Dコンテンツの編集と最適化を行っています。ただし、円偏光インターリーブ方式の3Dモニターには次のようなデメリットがあります。 @左右の映像を縦方向に1ラインずつ間引きして1枚の映像として表示しているので縦方向の解像度が半減する。 A立体視可能な角度が上下角12度程度の範囲と狭い。 Bメーカーやモデルによって円偏光メガネの偏光角度に違いがあり共用できない場合がある。 なお、右の写真は初期のZALMANモニターに付属している非常に軽くて明るいメガネ型とメガネ使用者のためのクリップオン型の2つのメガネとそのケースです。 ちなみに、三菱が用いているiPS方式の液晶3Dパネルも実際にはLG Display社のもののようです(2011年のInterBEEにて確認したところ三菱側は否定しませんでした)。 ![]() ![]()
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HP 2311 gt [23インチ] 「HP Directplus」の製品説明はコチラをご覧ください。(24,990円/2012年1月19日現在)
▲三菱及びLGから安価な製品が発売されたことからZALMANモニターは2011年10月で販売を終了しました。
なお未確認情報ですが、ZALMANは3Dモニター製造プラントをLGに売却したようですので、現在のLG FLATRON D2342P-PNは旧ZALMAN工場で製造されている可能性があります。 費用は3D Vision 2 液晶シャッターメガネキットが実売18,000円台、対応フルハイビジョンモニターが2万円台から
NDIVIAと言えば昔から立体視用の「ステレオ・ドライバー」を頒布しゲーマーには有名ですが、Windows Vista用バージョンからはステレオ・ドライバー対応デバイスが「ZALMAN2D/3D兼用モニター」だけの状態が続いていました。 しかし2009年4月4日から満を持して自社ブランドで液晶モニター対応のハイテク液晶シャッター3Dメガネを日本でも発売を開始し、 さらにパナソニックをはじめに世界中の3Dテレビメーカーやパソコンメーカーと積極的に協力体制を作り、欧米及び中国で巨大市場となる3D分野にも進出してきました。 2009年中の初期モデルに搭載されていたソフトには細かなバグがありましたがそれも修復され、さらにはフジフィルム製3Dデジタルカメラが採用した デジタルカメラ用3Dフォーマットの統一規格「MPOファイル」にも素早く対応するなど、NDIVIAはただのグラフィックボード・メーカーからマザーボードや 巨大化する3D映像マーケットの一翼を担う大企業へと変身を進めているようです。 その結果この「NDIVIA 3D Vision」に対応するフルハイビジョンモニターも2010年から続々と発表され、価格もどんどん安くなってきました。 もちろん、3DエロスのコンテンツもNDIVIA 3D VISION KITに付属の「NDIVIA Stereo Movie Player (Stereoscopic PlayerのOEM版で同じもの)」でそのまま綺麗に立体表示できます。 2011年春には赤外線エミッター機能を省きバッテリーも不要な「USB接続の有線版」が約1万円で発売され、秋には液晶シャッター方式の弱点の一つである「暗さ」を 「Light Boost機能」により改善した「3D VISION 2」が発売され、価格も安くなりましたが、対応するモニターはまだ少なく価格も高い状況です。 NDIVIA 3D Vision キット+対応する120Hz駆動の液晶フルハイビジョン・モニターシステムの特徴は、 @円偏光インターリーブ方式のモニターと違い縦方向の画質半減が無いフルハイビジョン表示 Aハイテク液晶シャッター3Dメガネはワイヤレス、連続40時間駆動の充電式、デザインも良い B偏光モニターのような厳しい視聴角度の制限が無く複数人数での視聴が可能 C既に300タイトル以上の3Dゲームに対応(DirectX対応ゲームなら何でもOK?) Dシャッター同期用赤外線信号を発信するエミッターはUSB接続で邪魔にならない ただし、使用可能なパソコンと液晶シャッターならではの弱点は、 @OSはWindows Vista または Windows 7 のみ対応 A当然にグラフィックボードは「GeForce8/9/GTX200」シリーズ以上のみ対応。 Bリフレッシュレート120Hz以上のNDIVIA 3D VISION対応モニターが必要。そのため1から揃えると総額が10万円を超えてしまう可能性が高い C左右交互にシャッターが閉じるため「見た目の明るさが半減する」 D120Hzとは言えやはりチラツキ感は無くならない(人によってチラツキ感は大きく違います) E左右表示に時間差があるため脳内で認識される3D空間に歪みや違和感がある(人によってそれを感じない人もいます) F設定方法やドライバー更新等の情報のほとんどが英語のため、パソコンと英語に対する知識がある人でないと難しい なお、初期モデルに対してはPC Watchによる 辛口のテストレポート『NVIDIAの3Dグラス「GeForce 3D Vision」を試す』もありますが、現在では問題のほとんどが解決されていますが、いまだに3Dエロスに寄せられる 質問のトップが「3D VISION KITを購入しましたが設定方法が分からない」ですので、購入に当たっては事前に十分に情報を集めておくか、サポートしてくれるショップから 購入することを強くお薦めします。 NDIVIA 3D VISION Kitを使用するための動作環境などはコチラをご参照ください ![]() ![]() NDIVIA 日本語ページ「3D VISION システム要件」
![]() 費用は安価なもので3万円台から、ハイビジョン画質は6万円ぐらいから
左右の3D映像を別々に直接左右の眼に見せるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)は、原理的にクロストークが発生しない完全な立体映像を再現できることから、
軍用や医療用(外科手術用や心理療法用)などで昔から使われていましたが非常に高額なものばかりでした。
民生用は1980年代から90年代にソニーが「グラストロン」、オリンパスは「アイトレック」の商標で発売していましたが、
アメリカのVuzix社や中国メーカーから発売されていたものも含めて現在のハイビジョン画質の3D映像を観るにはどれも品質的に追いついていない割には
価格が高いものでした。そこに2010年からの3Dブームに加えて3DAR(現実情報に人工的な立体情報を加えたAR技術)の実用化が進んできたことから、 再び3D対応のHMDへのニーズが高まり、ソニーを筆頭にエプソン、老舗のVuzixやカールツァイス、ベンチャーのシリコンマイクロディスプレイ社などから ハイビジョン対応のHMDが発売され始めました。 特にソニーの「HMZ-T1」は、有機ELパネルを使い1280x720ピクセル表示ができることと当初の予想よりも安い価格からかソニー自身の市場予測よりも遥かに人気が沸騰し、 初期ロットはすぐに完売して2012年1月現在は品が無く、3月まで入荷待ちの状態です。 3Dテレビやパソコン用3Dモニターと違い、HMDにはまだ「規格」のようなものが無いので、各社それぞれに特色のある製品開発を行っています。 上の写真はエプソンが発売したアンドロイドOSを搭載した「透過型」の3D対応HMDです。オフィシャルには3Dカメラなどを繋ぐ機能はアナウンスされていませんが、 コントロールボックスに「謎の接続端子」があることから外部カメラからも入力できて、3DAR的な使い方ができるのではないかと噂されています。 高画質なソニー機の影に隠れて見向きされなくなってしまったVuzixは、ハイビジョン対応で29,800円前後の価格を目指した製品投入を考えているようです。 ドイツの名門カールツァイス社もツァイスの看板に恥じないような3D対応HMDの発売を宣言しています。 これらの3D対応HMDの最大の利点は、冒頭に書いたように、左右の眼に直接左右別々の映像を見させることから、 コントラストが強いシーンでも視差が大きいシーンでも液晶シャッターメガネ方式や偏光インターリーブ方式のようなクロストーク(3Dゴースト)が発生しないことであり、 自由な視聴姿勢(例えば寝ながらとか)で観られること、周囲から隔離された感じで3D映像に没頭できることなどだと思います。 しかしその反面、「重いために疲れる」、「飛び出すような立体感は不得手」、「周囲の状況が分からない」、「閉塞感が強い」、「あくまでもお一人様専用」といったデメリットもあります。 また、私が考えるHMDを真に活かす使い方は、ニンテンドー3DSの3DARゲームをより高画質化した、 HMD装着者の目線3Dカメラと連動させた「3DAR」にあると思います。 つまり、目線3Dカメラから映した現実の世界に3D映像が合成されて見えるシステム。一昔前までは説明が難しかった3DARも、ニンテンドー3DSのおかげで 一般の人々にも伝えやすくなりましたが、例えばゲームであればHMDを装着した人の目線で、自分の部屋や見渡した街並みの中で様々な3Dゲームが展開し、 エロゲ−やアダルトコンテンツならばHMD装着者の部屋や机の上に3DキャラやAV女優が現れていろいろ見せてくれるといったもの。 そのような3DARを活かしたソフトやコンテンツが無ければ、過去にHMDが辿った運命と同じく、 装着やメンテナンスが面倒な単なるお一人様用3Dモニターとして終息してしまうと思いますので、ゲーム業界を中心にコンテンツの制作を頑張って欲しいものです。
隠れた名品:オンキョー R515A5-3D 最安値79,800円! ⇒ 販売終了
「有沢Xpol=高い」というイメージを覆した低価格でありながら
コアi5、ブルーレイドライブ、地上デジタルチューナー搭載のハイスペック3Dノートパソコン!3Dコンソーシアムでも性能を認められてオフィシャル3DノートPCとして使われています! 有沢製作所のXpolフィルターを使い、ターボブースト対応のコアi5とメモリ4G、書き込み可能なブルーレイドライブや地上デジタルチューナーも搭載した ハイスペックな円偏光インターリーブ+円偏光メガネ式3Dノートパソコンが2010年12月にオンキョーから発売されました。 なによりも驚きはその価格。2011年9月10日現在、価格コム最安値は79,800円! 今までの「有沢製作所のXpolは画質は良いけれど高い」というイメージを吹き飛ばす超低価格でありながら、そのスペックはメインマシンとしても使えるくらいの 強力なものです。 その3D方式は、三菱、LG、ZALMANの3Dモニターと同じく、円偏光インターリーブ+パッシブ型円偏光メガネです。 現在の第一世代3DテレビやNDIVIA 3D VISIONで使われている「フレームシーケンシャル+アクティブ型液晶シャッターメガネ方式」 が30年以上昔からの古い技術で「重い」「暗い」「チラつく」「蛍光灯と干渉する」「電池交換や充電が面倒」「壊れる」「画面の色が変わる」「デザインがダサい」 「価格が高い」といった悪評が多いことに対して、パッシブ型円偏光メガネ方式は、従来、最大の欠点であった縦の解像度が半分になってしまうことを解決して フルHDで見られる技術が実用化されたことから(パソコン用モニターではまだ製品化されていません)、「明るく」「軽く」「チラつかない」 「映画館も3Dテレビも3Dパソコンも1つの円偏光メガネでOK」「好きなデザインで度付きのマイ3Dメガネも作れる」という大きなメリットがあることから 今後普及すると思われ、長時間3Dで作業を行わなければならないプロの多くは既にパッシブ型円偏光メガネ環境で行っています。 そして円偏光インターリーブ+円偏光メガネ方式(現在はまだ縦解像度が半減する)は、現在のネット環境において、液晶シャッター方式に比べてはるかに有利です。 それは、『YouTube3Dの3D動画や、ニフティー・ポータルZ3Dの3D写真(もちろん3Dエロスのサンプル写真も)などフラッシュ形式の3Dコンテンツや、 Ustream3Dをダウンロードすることなく直接ストリーミングで見られること』です。 液晶シャッター方式では現在まだそれは実現していません(NDIVIAがマイクロソフトのシルバーライト環境下でストリーミングできるように開発を進めてはいますが まだほとんど実績がありません)。 この「オンキョーR515A5-3D」はゲーム主体の人には向いていませんが、3D映画、3D写真、3Dアダルトなどを楽しみたい人には強くお薦めできる極めて コストパフォーマンスが高い1台です。 同様に、3Dでプレゼンテーションを行う機会が多い人には、紙製の使い捨て3Dメガネが使えることと、液晶シャッターメガネのような故障のリスクが無いことから ビジネス用としてもお薦めの1台でしたが、2011年11月で販売を終了してしまい、現在ではオークションなどで入手するしかありませんが、このユーザーはまず 手放さないのでほとんど出品されることがありません。 2012年1月現在の情報では、2012年中にLGが偏光インターリーブ方式のCINEMA 3D モニターを搭載した超薄型で高性能な 15インチ3DノートPC 「LG P535 CINEMA 3D Notebook 」を世界に向けて発売しますが、薄型化のためブルレイユニットが省かれてしまったことや、 日本語キーボード配列でWindows 7 日本語版搭載モデルについては残念ながら発売未定です。 円偏光インターリーブ方式も登場しAS方式は40インチで4万円台からの投売りだが、本当の普及は裸眼3Dテレビから...
2010年、映画史上空前の興行成績を更新した『アバター』の大ヒットの追い風もあり、3Dテレビについても既にマスコミで頻繁に取り上げられるようになったので、
数年前までは考えられなかったほど、家庭でも立体映像が見られるんだということが浸透してきましたし、キワモノ扱いだった3Dが、メジャー企業からの3Dテレビの
発売でようやく市民権を得つつある時代になりました。しかし実際にフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビを購入した人々の評価は悪く、実に70%ほどが不満を持っています。 その不満の主なものは「高い価格」「メガネが重く面倒くさい」「3D番組や3Dコンテンツが少ない」というもの。 2010年にはNDIVIA 3D VISION システムを3Dテレビで再生する「NDIVIA 3DTV PLAY」が少し話題になりましたが普及するほどではありませんでした。 2011年にはLGから円偏光インターリーブ方式の「シネマ3Dテレビ」が発売されましたが、そもそもまだ3Dテレビでなければ見られないといったキラーコンテンツ(番組) も無ければ、ネットで好みに応じた様々な映像情報を見られる現在、わざわざテレビを見るという時代でもなくなってしまったという問題があります。 現在3Dマニアは中途半端な3Dテレビから離れ、高輝度・高画質化が進み200インチ程度の大画面にしても十分綺麗に見られ、価格も安くなった3D対応プロジェクター にシフトしつつあります。 また、たまにしか3Dを見ない人ならば、円偏光インターリーブ方式のPCモニターの説明でも書いたように、8千円程度の地デジ・BS・CSチューナーを繋げば 総額3万円台で3Dテレビにもなってしまいます。 3Dテレビが再び「お茶の間の主役」として返り咲くとしたら、それはスペック上の画質の良さではなく、「家族全員がメガネ不要で一度に見られる3D」であり 「1960年代にカラーテレビの普及を一気に推進させたオリンピック中継やディズニーのカラー番組のようなキラーコンテンツとなる番組」が登場する必要があると思います。 3D番組については現在のテレビ各局の財政状態や人的能力では難しいかもしれませんが、裸眼3Dテレビは「液体レンチキュラーレンズ」「顔認識眼球追尾」技術と 「4K2Kモニターの低価格化」や全く新しい技術革新によって確実に実現し、身近なものになっていくと思います。 もちろん3Dエロスは、今後も様々な3D鑑賞デバイスに対応したコンテンツの配信を行っていきます。 裸眼3Dフォトフレーム、22インチ〜24インチクラスのPC用3D対応液晶モニター、40インチ〜55インチの3Dテレビといった立体視システムが出揃ってきましたので 比較表を作りました。機種選定の参考としてください。 なお各製品に対する感想はWebmasterの個人的意見で、また価格については調査時のもので変動しますので最新情報はご自身でご確認ください。(2010年5月29日更新)
これから発売される製品を使用する ......ようやく21世紀らしい製品が登場か
●10インチ裸眼3Dモニター搭載のタブレットPC●液体レンチキュラーレンズなどによる明るい裸眼3Dテレビ ●普及価格の裸眼3DノートPC ●3DHMDが有機ELと低価格化で復活 ●裸眼3Dスマートフォンの低価格化 ●擬似ホログラフィック3Dモニター ....その他いろいろ.... このような「裸眼3D」の潮流は各社の技術力のショーケースとしても今後急速に進化していくと思われ、その逆に、フレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式は オプション扱いとなり、円偏光メガネ式でフルHD表示を実現するRealD社+サムスン+有沢製作所共同研究の「RDZ方式」も製品化されずに終わる可能性もあると思います。 3Dエロスはこれらの製品でも見られるように必要に応じてコンバートしたバージョンも配信する予定です。 基本的にどの製品もサイド・バイ・サイド対応のようなので最適解像度へのサイズ変更のみでフォーマット自体のコンバートの必要は無さそうです。
■3Dコンテンツと立体鑑賞デバイスに対する個人的な予測と感想■ ここ数年間、私なりに立体鑑賞デバイスをいろいろと調べ、実際に「立体視放題」「ソニー製ミラー式ビューワー」 「ペンタックス製立体写真ビューワー」「CRT用液晶シャッターメガネ(I.O.DATA製PLAY3DPCとeDimension製ED-Glasses)」 「テレビ用液晶シャッターメガネ」「3D対応HMD(DV920)」などを購入して使い、検証してきました。 また、3D関連の技術展示などで将来具体化可能な3Dシステムも見てきましたが、その結果、 私個人として現時点(執筆時は2007年6月)で感じていることは; ◎3D鑑賞デバイス関係
◎3Dコンテンツ及びビジネス関係
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