新撮影システムによるテスト 投稿者:webmaster 投稿日:2011/07/10(Sun) 16:05 No.127
現在、ソニー民生用3Dムービーカメラ、HDR-TD10を用いたテストを兼ねた撮影を行っています。 今までは2台のフルハイビジョンカメラをハーフミラーを使ったビームスプリッター方式のツインリグという大掛かりなシステムでしか撮影できなかったマクロ撮影も、簡単な接写レンズ1枚で左右フルハイビジョンのままで撮影できるようになりました。
しかしながら、ソニー初の民生用3Dハイビジョンカメラであるためか、今までに気付いた欠点として、
@3D撮影時はホワイトバランスの調整ができないため、同じアングル、同じ単一照明下でも影の位置や背景が占める割合の変化などによって、1シーンの中で色味が大きく変化してしまう。
A撮影時に、フルハイビジョン左右2画面を1つのMVCファイルにして記録するエンコーダーに問題があるのか、編集時にVegasシリーズで再び左右2画面に分離する際のデコーダーに問題があるのか、片側別々にブロックノイズが発生することがある。
Bそのため、3Dカメラでありながら時折左右のフレームに1コマのズレが発生することがある。
Cコンバージェンスポイント(画面からの飛び出し・引っ込みゼロ位置)がデフォルトで固定されているため、シーンごとに最適位置にマニュアルで調整する必要があり、三脚固定でハメ撮りする場合は事実上途中での調整が行えず、コンバージェンス固定でしか撮影できない。
D上記の撮影結果を編集時に視差で調整すると、その移動分、画質が劣化する(片側1920x1080で書き出す場合)。
ECX550Vツインリグに比べて画質がかなり悪い。
が挙げられます。
3Dエロスでは、画質の点やコンバージェンス調整の問題から、ソニーHDR-TD10は手持ちでのマクロ撮影専用とし、今後、三脚固定用カメラとして、コンバージェンス・ポイントの自動調整機能があり画質も良いビクターTD1も導入することを検討しています。
ともあれ、3Dアダルトサイトや3DAV作品が増えてきたとはいえ、どこもカメラの制約から、3Dエロスのようなカキワリにならない近接・マクロ撮影と量感・質感の再現を実現しているものは他にはありません。
今後とも3Dエロスは、2眼以上のカメラによるリアル3Dにこだわって作品制作を行っていきます。
★写真はHDR-TD10で撮影したフルハイビジョンMVCファイルをVegasで左右分離し、キャプチャーして縮小したものです。さらに10cmアップに寄っても破綻しない撮影が可能です。
Re: 新撮影システムによるテスト - りゅう 2011/08/04(Thu) 15:42 No.158 はじめまして。 私もHDR-TD10を使用した接写撮影をなんとかしようと四苦八苦してます。この掲示板を参考にさせてください。 撮影対象は女性の顔のある部分で一応エロ目的なのですが、一般の方はなんとも思わないフェチな内容です。 いろいろモデルさん撮影して試したのですが、接写レンズ使用しなくてもかなり寄れるみたいですね。10cm〜20cmでも顔の凹凸がわかるくらいで撮影できます。見るのは多少疲れますが・・ ただ、私はもっと近く(5cmくらい)で撮りたいんです。ズーム機能がありますが、これは奥行き感が薄れてしまいますし、それにステレオベースの限界みたいで左右のずれが大きくなりすぎ、画面からはみ出てしまいます。 webmasterさんはHDR-TD10に対し接写レンズをどのようにして使用してマクロ撮影してますか? 何かしらレンズを使用して、ステレオベースを疑似的にせまくする方法を考えているのですが、そんな方法って何か思いつきますか?
Re: 新撮影システムによるテスト - webmaster 2011/08/04(Thu) 19:04 No.159 >りゅう様
私は「価格コム」や「YouTube3D」に掲載されているソニーTD10でのマクロ撮影情報を参考にして、ネットで直径72mmで1枚約1200円のクローズアップレンズを、+2と+3の2枚組みを入手し、それを脱着可能なようにマジックテープでソニーTD10に取り付けています。 クローズアップレンズを付けると、TD10そのままではデフォルトで広角端約75cmが最短のコンバージェンスポイントですが、+3装着でレンズ前15cmぐらい、+2で25cmぐらいに近くなるので、そこからさらにズームでアップにしていけますので、破綻せず、かつ、マクロズームによる悪い遠近圧縮カキワリ効果も出ずに実質5cmぐらいに寄ったときと同じ効果の撮影が可能です。 ステレオベース31mmを考慮すると、その辺りが限界だと思います。 また、そのレベルまでマクロすると、ほんの少しの寄り過ぎでも非常に醜くなりますので、モニターで確認しながら、できれば三菱やLGの23インチ3Dモニターで実際に大写しにしながら飛び出し度合いを確認しながら撮影し、かつ、編集でステレオウィンドウを出来るだけ壊さないような位置に補正した方が良いと思います。 その際にオリジナルよりも若干小さくクロップする必要が生じますが、フルHDを壊したくない場合は小さくなった外側にボカシ黒枠を付ける必要がありますが、若干の縮小で済む場合はクロップ後に1920x1080にリサイズしても画質劣化はそんなに目立ちません。 なお、フジフィルムW3用にはサードパーティー製のマクロ用ナローステレオベースアダプターが発売されていますが、ソニーTD10は最初からステレオベースが狭く、レンズ位置が奥まっているため、W3用のようなミラー式マクロアダプターは製作できないと思いますので、接写レンズ方式でその限界値まで使いこなすしかないと思います。
Re: 新撮影システムによるテスト - りゅう 2011/08/05(Fri) 01:36 No.160 >webmasterさん アドバイス、ありがとうございます。 さっそくクローズアップレンズとマジックテープ買ってきて試してみます。
Re: 新撮影システムによるテスト - ノスタル爺さん 2011/08/17(Wed) 18:59 No.171 残暑お見舞い申し上げます。
SONY HDR-TD10を使い始めて早くも2ヶ月半。 MVCファイルの編集は32bit Windows XP Professional SP3では力不足なので、64bit Windows 7 Professional機を作りました。
当然、Vegas Pro 10.0eも64bit版です。 これが正解でした。不具合は極めて少なくなりました。
私もクローズアップレンズを使って接写を楽しんでいます。 マルミ光機製の“DHG マクロ3”を使っています。 被写体から20cm程度が最も自然な立体感です。
Re: 新撮影システムによるテスト - webmaster 2011/08/17(Wed) 19:34 No.172 >ノスタル爺さん 暑い日が続いていますね。 毎週新作の編集を効率良く行うには、私も16GBぐらいメモリを積んだ水冷の64bitマシンを導入しなければいけないのですが、諸事に追われてパーツの組み合わせリストまでしか作っていない状況です。 また、現在ビクターTD1も導入したため、ソニーTD10共々3dtv.atのMVC to AVI Converterで左右分離した後はXP機でも結構編集できてしまうので64bit機とVegasなどの編集ソフトの導入が先送りになっていますが、そろそろ限界です。 ちなみにソニーTD10とビクターTD1のMVCは全く別物で、ビクターTD1はmpeg-2に変換した方が良く、ソニーTD10はXvid/mpeg4でないと左右分離時にノイズが出まくってしまいます。 もうすぐPC用裸眼3DモニターがLGからは20インチ(価格不明)、日本のI.O.DATAからは7インチのサブモニター(価格は19,800円)が出るので、迫力はありませんが、簡単に3Dを楽しめるようになってきますし、その場合には「自然な肉感のマクロ」は最適だと思います。
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